2020年東京オリンピック・パラリンピックでオープンウオーター スイミングなどの会場となる東京都のお台場海浜公園の水質について、組織委員会と東京都がことし夏に実施した調査の結果、「大腸菌」などで最大で各競技団体の基準値のおよそ7倍から20倍の数値が検出されました。東京都は水中スクリーンで海をカーテンのように囲い、汚水などの流入を抑制して水質改善の対策を進める方針です。 その結果、国際水泳連盟の基準で、「ふん便性大腸菌群」の数が最大でおよそ7倍を検出したほか、透明度が基準を下回り、国際トライアスロン連合の基準では「大腸菌」の数が最大でおよそ20倍という数値が検出されました。 今回の調査で、国際競技団体が定める水質と水温の基準を達成したのは、オープンウオータースイミングでは調査した21日間のうち半数以下の10日間、トライアスロンでは調査した26日間のうち4分の1以下の6日間でした。この結果につ