この文章をお読みいただく皆様に、 お願いがあります。 ある産婦の無罪のために、 皆様の経験や知識を お貸しいただきたいのです。 このホームページでは、事件のこと、 そしてこれまでの裁判の流れについて 掲載しています。 お急ぎの方は、「お願いしたいこと」を お読みください。 2020年11月、熊本のベトナム人技能実習生、レー・ティー・トゥイ・リンさんは双子の男児を死産しました。 技能実習先の寮の一軒家の自室でのことでした。 医者にも同僚にも言えないまま、たった一人で迎える孤立出産でした。 インターネットでは、妊娠した技能実習生は帰国させられるという噂が広まっています。 リンさんは日本での乏しい所得から故郷の家族への仕送りを続けており、絶対に帰国させられるわけにはいかなかったのです。 苦痛に満ちた数時間が去り、双子が生まれおちたとき、部屋も布団も血まみれでした。 リンさんの目の前には産声すらあ
はじめまして。自身の被害に関する裁判や活動を取材いただきたくご連絡をしました。私は2年前、社会人1年目で働き始めた時に、当時一人暮らしをしていた自宅へ夜中侵入され、性暴力の被害に遭いました。加害者は逮捕されましたが、その後も苦しみが続いています メールをくれたのは、20代のそよかさん(仮名)。加害者の刑事裁判がこれから始まるのを機に、自分の体験や思いを多くの人へ伝えたいという内容でした。 年明けにお会いすると、落ち着いた様子で被害について打ち明けてくれました。 社会人1年目のとき、オートロック付きの自宅マンションで寝ていたそよかさんは、深夜2時半ごろに物音がして目が覚めました。寝ていた部屋と玄関を隔てる扉の隙間から、人影が見えたのです。その日は疲れていて、部屋の施錠を忘れていた可能性がありました。とっさに扉を閉めようとしましたが、強い力で開けられ、見知らぬ男に口を押さえられたといいます。そ
おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、東京地方裁判所は「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡しました。 判決のあと、妻の真菜さんと娘の莉子ちゃんを亡くした松永拓也さんは記者会見を開き「きょうの判決は、私たち遺族が少しでも前を向いて生きていくきっかけとなり得ると思います」と話しました。 おととし4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)が過失運転致死傷の罪に問われました。 裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、被告側は「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」と無罪を主張してい
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