スマートフォンの普及が進むなか、携帯電話大手3社は、「アプリ取り放題」や「音楽聞き放題」など、コンテンツサービスに力を入れ始めた。端末の機能やつながりやすさに明確な差がつかなくなり、キャリア間の争いは“コンテンツ競争”へ軸を移しつつある。 NTTドコモは、今年5月から月額525円で「おすすめパック」の提供を開始。ドコモのポータルサイト「dメニュー」から、ニュース、天気、交通、スポーツ、映画、占いなど幅広いジャンルのアプリ約100種類が使い放題となるサービスだ。 ソフトバンクモバイルは、ヤフーと提携し、昨年10月から月額399円で「Yahoo!プレミアム for SOFTBANK」をはじめ、著名人のコラムや230巻以上のコミックなどを読めるサービスを提供している。 大手3社の中でいち早く「スマホ×コンテンツ」使い放題のサービスを取り入れたのはKDDIだ。昨年3月から、月額390円で50