言葉が嘘をつくことは誰でも知っている。しかし、「真」を「写」すと思われている写真が、もっとひどい嘘の道具であることはあまり知られていない。 これは、元拓殖大学工学部非常勤講師(今年度の教員名簿には載っていないので、もう教員ではない)の藤岡信勝が平成6年12月3日付産経新聞「正論」欄に書いたフレーズだ。この言葉をそのまま藤岡信勝に進呈しよう。 藤岡信勝は今月4日のフェイスブックで次のような文章を掲載した。 昨日シェアーした、チベットの女性を処刑する写真(前便)について、いくつかの疑念が寄せられています。その多くは合理的な疑念であると考えます。そこで、この件の扱いについて私の調査と見解と今後の対応方針を示し、皆様のご理解を得たいと存じます。 【長いので中略】 (5)結論として、この写真は「チベット」ではなく、中国国内の(おそらくは売春婦の)女性を処刑する写真であると推定されます。 他の方の情報