関西の電鉄各社が映画やテレビのロケ誘致を活発化させている。阪急電鉄今津線を舞台にした映画「阪急電車 片道15分の奇跡」が、興行収入11億円超のヒット作になったのにあやかり、知名度アップで沿線の活性化を狙う。各社とも独自に専門部署を設立するだけでなく、スクラムを組んで関西でのロケ地の囲い込みを図る動きも出てきた。 阪神電気鉄道は、ロケ地を有料で提供する「阪神ロケーションサービス事務局」を9月末に設立。第1弾として、10月中旬に関西の制作会社を対象に、大阪・西梅田の「ビルボードライブ大阪」、明治34年完成の「尼崎レンガ倉庫」といったロケ候補地を紹介するツアーを開催し、問い合わせが数件寄せられている。 阪神電鉄以外にも、JR西日本が同様の部門を平成16年、南海電気鉄道が17年、近畿日本鉄道が今年4月にそれぞれ設立し、ロケ誘致の本格的な事業化に乗り出している。 近鉄は今秋までの約半年間で、当初の年
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