川口、官房長官就任 皆さんこんにちは、川口です。先月からセキュリティ監視センターJSOC(Japan Security Operation Center)のセキュリティアナリストのリーダーの座を後進に譲り、JSOCの官房長官として、JSOCセンター長を補佐するお仕事に就くことになりました。 今回は、そんな私が対応することになった標的型メール攻撃の顛末(てんまつ)を取り上げます。厳密にいうと今回届いたメールは、JSOCにとっては、脅威となり得る「標的型」ではありません。しかし受け取る組織によっては十分標的型メール攻撃となり得る内容ですので、紹介したいと思います。 ある日JSOCに届いた1通の標的型メール 5月のある日、JSOCで仕事をしていたところ、1人のセキュリティアナリストが話しかけてきました。 「サポート窓口に変なメールが来ているぞ。ヤバイと思うので見てほしい」 すぐに確認したところ、
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