まずは自分がバイクで……価格情報をコツコツ足で稼ぐ 「最初はやっぱりデータがないと格好がつかないですよね。だから休日を使って自分でデータを集めまくりました」。2004年の秋、ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」を立ち上げた時の思い出を、小川さんはこう話す。ガソリン価格がネットで分かれば便利なはず……。そう信じて立ち上げてみたサイトだったが、当然最初はデータがなかった。 「バイクにボイスレコーダーをくくりつけて、1日10~12時間は走りまくりました。帰宅してからも2~3時間はデータ入力をしていたので、休日はそれでつぶれてました」。バイクで走りながら、ガソリンスタンドを見つけるたびに、レコーダーのマイクに向かってガソリンの価格をしゃべり続けた。帰宅してからは地図とにらみ合いながら「あ、このデータはここのガソリンスタンドだな」と当たりをつけて1つ1つ丁寧にデータ入力をしていった。 「でも当時
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