最近、若者を中心に訪れている「声優ブーム」。「ラブライブ!」など多くの人気アニメに出演する一方で、音楽活動も並行して行う声優の南條愛乃(よしの)さんに、声優を志したきっかけや仕事の魅力を聞いた。 「授業の発表も恥ずかしくてできないような引っ込み思案。声優になれば、そんな自分を変えられるのかな、と思っていました」 「CANAAN(カナン)」の大沢マリア役など底抜けに明るい女子から、「ラブライブ!」の絢瀬絵里役といったクールな女子まで幅広い役柄を演じる南條さんだが、子供の頃はかなり内気だったという。 もともとアニメ好きだったこともあり、意を決して中学2年のときにオーディションを受け、合格。平成18年のデビュー後、「ロボティクス・ノーツ」「じょしらく」などのアニメに出演し、透明感のある声質や高い演技力で人気を集めてきた。 一方で、音楽ユニット「fripSide(フリップサイド)」のボーカルを務め