8月3日、「絶版マンガ図書館」を運営する赤松健氏と、株式会社GYAOは新会社を設立した。これは、赤松健氏がこれまで運営してきた「絶版マンガ図書館」の事業を引き継ぎ、「マンガ図書館Z」としてリニューアルするというものだ。 赤松健氏は、2011年から「Jコミ」という名前で、出版社から刊行されなくなったマンガを、ネット上で広告付きで展開しその収益を作家に還元するというサービスを運営してきた。昨年7月にはこれを「絶版マンガ図書館」という名前に改め、ユーザーからの作品投稿が可能な機能を新たに加えていた。絶版マンガの電子出版の権利を持つマンガ家以外からも、ユーザーからも作品の投稿を可能とし、権利者が許諾すればそのままサイト上に公開されるという仕組みを特徴としている。今回、その運営をGYAOとの新会社「Jコミックテラス」が担うことになる。