フリーランスとして独立する前、働いていた会社で面接担当をしていたときの話。 「とにかくユニークな経歴をもつ人材を採れっ!」という指示のもと、変わったキャリアを歩んできた人たちを面接していた。いま現在が「無職」であろうと関係ない。 営業職の採用面接にあらわれた無職の彼に、「なぜ仕事をしたいのか?」と根源的な質問をしてみたところ、とにかくスゴい回答が返ってきた。 1.働くことは、社会の役に立つこと 彼は「社会の役に立つこと」だと言い切った。 働くことの意義は見失いがちで、「お金のため」「生活のため」「自分のため」「人のため」色んな考え方があるだろうが、彼は無職の時期を経験したことで、「誰の役にも立っていない自分」の存在を痛感し、その答えにたどり着いたらしい。 極限の状況で見出した「仕事をすることの意義」は、細胞の奥底まで刻まれているようだった。 2.社会の役に立てば、お金を稼げる 彼は社会の役