『完全にお前たちに責任がある』JALマイレージ不正アクセス判明に高木浩光先生が憤激という記事。 JALの顧客向けサイトの認証が数字のIDと数字のパスワードだけで案の定不正アクセスを許し、顧客のマイレージポイントが盗まれた事件についての話なのだが、憤激もうなずける内容ではある。 今後金融関係のウェブサービスが拡充していく流れはすでに米国などでも始まっており、こうした認証に関わるセキュリティ問題は今後増加することになるだろう。 ただ正直言うと、こうしてしまいたくなる気持ちもわかる。なんせパスワードというのはたいへん面倒な代物で、アルファベットの大文字小文字混在で記号と数字も混ぜて8文字以上、なんてのが基準になってたりする。そんなもん覚えていられる人はそうそういない。 プログラマみたいな連中は1日何度もパスワードを入力する場面に遭遇するし、そのたびに入力してると指が覚えるので割と数種類のパスワー