完全に自由なソフトウェア環境のPCを手に入れるのは可能だろうか。少し考えてみた。 まず、BIOSが自由でなければならない。とすると、マザーボードの選択は非常に限られる。 Supported Motherboards - coreboot corebootのサポートは、AMD用のマザーボードの方が圧倒的に優れている。これは、AMDはcorebootのために、チップセットのドキュメントを提供しているからだ。Intel用のマザーボードの対応はひじょうにおろそかだ。 もちろん、これだけではまだ不自由だ。なぜならば、マザーボード上には、BIOSではないソフトウェアがある。たとえば、NICやGPUやRAIDコントローラーなどだ。これらもすべて自由なソフトウェアでなければならない。 これを突き詰めるとどこまで行けばいいのかわからない。たとえば、マザーボードのソースコードである設計図は公開されているべきだ