セレッソ大阪が「秘策」で今季初白星をつかむ。明日11日の北海道コンサドーレ札幌戦(アウェー)に向け、9日は舞洲練習場で紅白戦を実施した。主力組のFWには杉本と、本来はセンターバックやボランチが主戦場のMF山村和也(27)が入った。先発FWに抜てきされることが濃厚。守備的な位置で力を発揮してきた男が、尹晶煥監督から攻撃のキーマンに任命される。 187センチ杉本を最前線に配置し、186センチ山村は少し下がり目の1・5列目。前線でタメを作る役割が求められる山村は「監督には下がりすぎないように言われている。1勝と言わず、しっかり勝ち続けられるようにしたい」と意気込んだ。右太もも違和感から復帰予定のMF清武が左、杉本とコンビを組んでいた柿谷は右サイドに入ることになりそう。MF山口は「(山村の位置で)起点ができるし、そこからキヨ君(清武)からいいボールが出ると思う」とイメージを膨らませた。 J1に復帰