小学校の給食で、ほぼ毎日出てくる牛乳が、大人にとっては実はヘルシーどころか、消化器系疾患や骨粗鬆症、ガンまでを引き起こす原因となる食品であるという研究が明らかになった。 栄養学者達が牛乳について語る研究結果は、我々のこれまでの常識を覆すものだった。栄養学者のVivian Goldschmidtによると、牛乳というのは文字通り、仔牛を太らせるための栄養素が含まれた食品なので、仔牛にとっては優れた食品だが、別の哺乳類にとっては、やはりそれぞれの母乳がベストだという。他の種類のミルクを飲むことは我々の遺伝コードに含まれていない。実際に、3歳以降で牛乳を消化できる能力は遺伝子突然変異によるものとのこと。ほとんどの人の場合、幼児期以降には乳糖分解酵素の生成は止まってしまうという。従って、例外を除いて、牛乳を正しく消化できなくなるのだ。世界の人口の内、75%が牛乳を消化できないという。大人の半数以上が