本日(2月19日)付日本経済新聞朝刊によると、米アマゾン・ドット・コムの2012年12月期の日本における売上高が、前年同期比で78億ドル(直近の為替レートで7300億円)となり、日本でネット通販事業を展開する企業としては最大となることが判明した(記事『アマゾン 日本で最大』)。同社の海外の国別売上高が公表されるのは初めて。売上規模では家電量販店のエディオンを上回り、小売業全体で10位前後に位置する格好となる。 日本のネット通販企業では楽天が最大手で、仮想商店街「楽天市場」や旅行予約「楽天トラベル」などネットサービス分野の12年12月期の売上高は2858億円。同社の売上高は、通販モールに出店した小売店などから得る手数料が中心であるため、主に自社で商品を仕入れて販売するアマゾンとはビジネスモデルが異なる。 楽天市場の12年12月期の流通総額は1兆3000億円程度。アマゾンの流通総額は非公開だが
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