徹底してディテイルにこだわるのが竹中平蔵元大臣と橋下徹大阪市長の共通点。官僚に使われない「政策の作り方」を教えます 9月29日、維新の会の公開「会議」に参加した。今回は竹中平蔵元総務大臣が出席した。当日の午前11時過ぎ、竹中さんから電話があった。 「高橋君、今日来るよね。何時からだっけ」 「午後1時で、南港の大阪アカデミアですよ」 「わかった。それじゃそこで」 竹中さんとは、彼が日本開発銀行(現日本政策投資銀行)から大蔵省に出向してきて以来のつきあいだ。当時も今もまったくかわらない。彼のモットーは「戦略は細部に宿る」である。 徹底してディテイルに拘(こだわ)る。そして頭の中にきれいに整理する。彼ほど勉強をした大臣を私は知らない。局長たちより勉強家だから官僚たちは手も足も出ない。それが彼への不評となってマスコミに流れ、いろいろなバッシングを受けていた。それでも、「改革すれば、そんなもんだよ」
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