文部科学省選定映画という意味ではいい映画かも 「否定と肯定」を見た時だったと思いますが、続けざまにナチスものの予告編が流れ、正直なところ、(映画として)こういうのはもういいよと思ったそのうちの一本です。 おそらく、もう1本の「ヒトラーに屈しなかった国王」は本当に見ないでしょうが、こちらは見てしまいました(笑)。 見た理由は、監督が「スタンドアップ」のニキ・カーロさんだと知ったことと、ちらっとダニエル・ブリュールさんが良かったとのレビューを読んだからです。 監督:ニキ・カーロ ユダヤ人300名を動物園の地下に匿い、その命を救った、勇気ある女性の感動の実話。(公式サイト) ユダヤ人を救った実話にもとづく物語とあれば、およそ内容は想像がつきます。 となれば、映画として何に重点を置いて描くかがポイントになりますが、この映画はそれが何であるか見えてきません。もちろん、実話であることには、誰にでもでき