東京のJR渋谷駅周辺を31日夜、仮装した若者たちが埋め尽くした。ヨーロッパが発祥のお祭り「ハロウィーン」。互いに写真を撮り合うゲームのキャラクター、魔女、骸骨……。なぜか、みこしに乗る人も。駅前の交差点は、歩くのが難しいほどになった。 千葉市からスーパーマリオに扮してきた大学3年生の男性(21)は「今年初めて来た。特に目的はないです。楽しんでいきましょう」。相模原市の大学生、国谷夏菜さん(20)は「魔女の宅急便」の主人公キキの衣装姿。「目立とうと思ったけど、まさかこんなに人が多いとは」 渋谷署によると、人出は6月のサッカー・ワールドカップの日本代表初戦の時以上。緊急に120人を配備したという。