アマゾンの密林に暮らしている、”隔絶された人々”という意味を持つ「イゾラド」。彼らは一切文明社会との関わりを持たない。 しかし、もし彼らが文明社会と出会ってしまうと…… 「イゾラドに襲われた」という、アマゾンに住む人々の声が相次いでいる。彼らは木製の弓矢や槍で、自らが住む場所を奪ってきた文明側の人間や集落を攻撃することがある。 矢の先には毒が塗られていて、身体を射抜かれると死に至る場合も……。 こんな情報を得て、我々はなにを思うだろうか。私はせいぜい馬鹿みたいに口をあけながら、「アマゾンは広いんだな…想像を絶する人たちがいるもんだな……」と、感想を述べるくらいしか出来ない。それくらい、日本という国に暮らす我々からみると、「イゾラド」はまるで映画の中の登場人物のような、リアリティのない人間の姿に映ってしまう。 ただ、その「イゾラド」に取材を申し込んだ男たちがいる。いや、言語でのコミュニケーシ
![NHKスペシャル|取材先は「未開の先住民族」。文明を持たざる者たちとの対峙をNHK取材班が語る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15104f271ae3c5499ed5e8ed950161446cb438b1/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fspecial%2Famazon%2Fcommon%2Fimg%2Fsns%2Fseries4_2.png)