「芥川賞芸人」という前代未聞の称号が誕生した先週末。 今回の受賞については、議論もあるところですが「古舘伊知郎氏が意味深な発言 又吉直樹の芥川賞受賞に違和感? - ライブドアニュース」という報道も逆に話題を集中する効果を果たしているのは間違いありません。古館氏にはいろいろ言いたいこともあるが、それはグッとこらえよう*1。 さて、この又吉さんの受賞は、さらに東山彰良さん『流(りゅう)』にも波及している様相で、通常の直木賞タイトルよりも売れ行き良好なのであります。 肝心の『火花』の売れ行きは想像以上の動きを呈しております。ミリオン確定しておりますが、矢継ぎ早に重版してもなくなってしまうのではないかと思えるレベル。 (記事)「芥川賞・又吉直樹さんの「火花」、100万部突破:朝日新聞デジタル」 ところで、ダブル受賞であるにも関わらず、「もうひとりの受賞者」と呼ばれる形となった羽田先生については、i