ハウステンボス“超速”黒字化のワケ(1) 澤田秀雄(ハウステンボス社長、エイチ・アイ・エス会長) Voice 10月31日(月)12時41分配信 1992(平成4)年の開業以来、18年連続赤字だった長崎のテーマパーク「ハウステンボス」が、社長交代からわずか1年で黒字化した。新社長は日本最大の旅行会社エイチ・アイ・エスの創業者で現会長の澤田秀雄氏だ。 だれもがさじを投げるほどの難題だったが、打診からわずか半年後の社長就任時には“勝ち”を確信していたという。その確信の理由とは何か。ハウステンボスで何をどのように変えたのか。澤田流の“スピード”のコツは何か。めざす将来像は〜。現地に澤田社長を訪ね、縦横に語ってもらった。 ************* ◇社長就任前に問題の4割を解決 − 開業以来一度も黒字を出したことがなかったハウステンボスの経営を昨年2010(平成 22)年4月に引き継がれ