出典:日経コンピュータ 2013年10月3日号 pp.84-88 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) ミサワホームがシステム改革プロジェクトを推進中だ。新たなシステム投資を凍結せざるを得なかった“失われた10年”の遅れを取り戻すため、会計や営業支援、受発注管理など10種類の基幹系/情報系システムを再構築する。全てのシステムをクラウド上に構築することで、システムのグループ統一を推進するほか、構築・運用コストの最適化なども図る。 周回遅れからトップランナーへ――。このスローガンを掲げ、ミサワホームは基幹系/情報系システムの改革プロジェクトを推進中だ。会計や営業支援、受発注・在庫管理といった10種類のシステムを、約29億円(本誌推定)を投じて再構築する。 このプロジェクトを通じてミサワホームは、ほぼ全てのシステムをクラウド上で再構築し、自社のデータセンターは閉鎖す