反原発活動を続ける俳優の山本太郎さん(38)が27日、東京都内で集会を開き、参院選への立候補を表明した。脱原発や、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加反対を訴えるという。主張が重なる政党と調整し、立候補する選挙区や比例区を決める方針。 山本氏は、集会に招いた共産党や社民党の幹部らに「脱原発の大きな受け皿になるため、(一緒に)新たな政治団体を作って統一比例名簿を作りたい」と訴えたが、社民党の福島瑞穂党首は「統一名簿は難しい。選挙区で出てほしい」と答えた。 関連記事「脱原発の政策、一番に押し出されていない」山本太郎氏(12/2)俳優・山本太郎氏、衆院選出馬へ 新党つくり脱原発訴え(12/1)