大島の池にEM団子を投入 ひょうたん池にEM団子を投げ入れる生徒=西海市大島町 西海市大島町のボランティアグループ「環境美化を考える会」(田口昭子代表)のメンバー9人と地元の小中学生が19日、水質浄化に効果的とされる有用微生物群(EM)を混ぜた泥団子を、町内のひょうたん池に投げ入れた。 EMは乳酸菌や酵母菌、光合成細菌などの微生物群で、ヘドロの原因となる腐敗菌を抑え、自然の浄化、分解作用を促進。土と混ぜ合わせて団子状にして、河川などの浄化や土壌改良などに使う。 市立大島東小の3年生40人と市立大崎中の3年生16人が参加。同会メンバーの指導で、ゴルフボール程度の大きさのEM団子を計約5200個、池に投入した。田口代表は「池がきれいになっているか確認にも来てほしい」と呼び掛けた。 大崎中の竹口なぎささん(14)は「池からヘドロの臭いがした。地域の環境活動に参加できてうれしい」と話した。