ライトノベルと一般文芸の中間に位置するといわれるライト文芸ですが、各地の議論を見ていると思った以上にイメージにばらつきがあるように思えます。それを無理やり大きく二つに分けると、 大人向けライトノベルがライト文芸だよ派 20代女性向けライトミステリーこそがライト文芸だよ派 という感じでしょうか。ライト文芸の特徴は、ターゲットの年齢層や性別、萌え要素の大小の観点で語られることが多いのですが、ただ、ターゲットの年齢層に関していえば、すでにライトノベルの読者層が高年齢化してきていて、例えば、電撃文庫でも40代まで視野に入れてたり、Web小説のノベライズは30代が主要ターゲットだったりするんですけど、そのライトノベルの現状の読者層を知らずに議論している人も多く、このことがライト文芸の定義に関する混乱をさらに大きくしてるようにも思えます。 ダヴィンチニュースの ライト文芸の紹介記事 をはじめ、昨年から
![ライト文芸の定義問題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0c81d963cc860b71a6d4179c9e28e58edd92fdaa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-na.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FP%2F4048704699.09._SCRMZZZZZZ_SS1000_CR152%2C144%2C696%2C365.jpg)