長野県南牧村野辺山の畑の所有者から「人の足が畑から出ている」との110番通報を受け、長野県警は27日夜、畑の土中から成人とみられる男性の遺体を発見した。数日以内に埋められた可能性があるという。県警は28日午前、死体遺棄事件とみて現場検証を再開、遺留品の捜索や身元の確認を進めている。 県警によると、男性はジャンパーとジーパンのようなズボンを着用。靴ははいていなかった。泥をはらえば顔が判別できる状態で、埋められてから時間がたっていないとみられる。 また、通報の約1時間半前には、畑から南に約2キロ離れた空き地で乗用車1台が全焼する火災が発生。無人で、ナンバープレートは外されていた。周囲に燃料の携行缶とライターが落ちていた。県警は死体遺棄事件と関連があるか、調べている。 県警の調べでは、「いつもの畑の様子と違う」と感じた畑の所有者が重機で掘ってみたところ、27日午前9時55分ごろに人の片足が土中か