細野不二彦を中心に集まった9名のマンガ家によるアンソロジー「ヒーローズ・カムバック」が本日4月30日に発売された。東日本大震災の被災地復興支援を目的にしたチャリティ本だ。 「ヒーローズ・カムバック」は、小学館の少年・青年誌に掲載された読み切りを単行本化したもの。細野のほか、ゆうきまさみ、吉田戦車、島本和彦、藤田和日郎、高橋留美子、荒川弘、椎名高志が参加しており、特別ゲストとしてかわぐちかいじの作品も併載されている。 収録作のテーマは「懐かしのヒーローたちが東北のために復活!」。参加者の多くは「究極超人あ~る」「うしおととら」など、自身の代表作を題材に新作マンガを描いている。島本は石森プロ協力のもと、石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」をカバー。特別ゲスト・かわぐちの「俺しかいない~黒い波を乗り越えて~」は、「ヒーローズ・カムバック」とは別にビッグコミック(小学館)に掲載された読み切りだが