人気オンラインゲームの代行で金を稼がせた10代の少年から現金を脅し取ったとして、菊川署は8日、県警機動捜査隊の協力を得て、恐喝の疑いで島田市宮川町、指定暴力団組長の無職の男(34)を逮捕した。 逮捕容疑は、ゲームをやめたいと言った少年に「組のしのぎが減るじゃねえか」などと因縁を付け6月1日、島田市内の駐車場で現金3万円を脅し取った疑い。容疑を否認しているという。 同署によると、容疑者の男は、インターネットを通じて客から依頼を受け、少年にゲームを約1カ月させ、入手困難なモンスターを収集するなどのゲームの代行で収益を上げていたという。数十万円を売り上げたとみられる。同署は、ゲームの利益が暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて詳しく調べる。