東京・渋谷区の国道脇の地面に国交省が設置した多くの突起物について、路上生活者、いわゆるホームレスの人たちが入れないように置かれたのではないかと、今月、ソーシャルメディアなどで話題になりました。この突起物については、不法投棄を防止するためだと行政は説明していますが、この話題をきっかけに、道路や公園などに設置されたさまざまなオブジェについて、ホームレスの人たちの排除を目的にした「排除アート」と呼んで、その是非をめぐる議論が改めて起きています。 この場所には、コンクリートの地面にこぶし大の石の突起物が数百個設置されていましたが、「ホームレスの人たちを排除するために作られたものではないか」といった意見が、ソーシャルメディアなどで拡散しました。 道路を管理する国土交通省東京国道事務所によりますと、この場所には以前、植え込みがありましたが、ゴミのポイ捨てが多く付近の住民の間で問題になっていたため、こと
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