4年前、世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰った日本の探査機「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」が3日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。 「はやぶさ2」は午後3時10分ごろ、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。 「はやぶさ2」を載せたH2Aロケット26号機は、午後1時22分、打ち上げの5秒前に1段目のメインエンジンに点火され、ごう音と共に発射台を離れました。 補助ロケットや1段目を切り離して上昇し、打ち上げからおよそ1時間47分後の午後3時10分ごろ、「はやぶさ2」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 「はやぶさ2」は、2003年に打ち上げられ、地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」から、たび重なるトラブルを乗り越えて、4年前、地球に帰還した「はやぶさ」の後継機です。 前回の「イトカワ」とは違う水や有機物を含む別の小惑星から石や砂を地球に持ち帰