今月、北海道積丹町の砂浜で、火がついたままの炭が砂をかぶせた状態で放置され、小学生の男の子が気付かずに踏んでやけどを負っていたことがわかりました。炭はバーベキューをした人が捨てていったと見られ、近くの店の経営者は「炭の後始末は徹底してほしい」と呼びかけています。 消防によりますと、男の子は近くの旅館で応急手当を受けたあと病院に搬送されましたが、はだしだったため両足の裏に水ぶくれができるなどのやけどを負いました。 近くで店を経営する女性によりますと、当日、砂浜では20組ほどがバーベキューをしていたということで、女性は「ふだんから火が着いたままの炭が捨ててあるのをよく見かける。後始末は徹底してほしい」と呼びかけています。 男の子の母親は「息子のぎゃーという声が聞こえたので駆け寄って足の裏を見ると赤くなっていた。最低限のマナーは守るべきだ」と話していました。 男の子の応急処置などにあたった女性が