2月15日の記事では,「子どもの幸福度指数」を構成する統計指標として,児童虐待の被害率を計算しました。児童相談所に寄せられた虐待の相談件数(被害者は小・中学生)を,小・中学生の数で除した値です。学齢の子どもが虐待に遭遇する確率を測る尺度です。 過日,とある方から,この指標の県別数値を示していただけないか,というメールをいただきました。先の記事では,スペースの関係上,47都道府県の両端の値(最大値,最小値)しか掲げませんでした。また,小・中学生だけでなく,幼児や乳幼児の被害率にも関心がおありとのこと。 なるほど。児童虐待の相談件数は,厚労省の白書などでよく目にしますが,被害児童の発達段階別の数値はあまり見たことがありません。虐待被害に遭う確率は,どの年齢の子どもで高いのか。この点については,あまり明らかにされていないように思います。*私がモグリなだけかもしれませんが・・・。 私も興味を覚えま