スピードの速いインターネットの世界で、1990年代の黎明期から常に注目を集める作品を発表してきたアートユニット「exonemo(エキソニモ)」。このexonemoのメンバーでもあり、さらに個人としても多くの広告賞を受賞するなど、メディアアート界をけん引する、千房けん輔さんの登場です!国内だけでなく海外でも評価の高い作品を制作してきた千房さんのこれまでのキャリアや、今後の展望、さらにメディアアートを志す人へのメッセージなどをお聞きしました! 制作会社でのアルバイトがWebとの出会い Web黎明期で混沌とした状況の中で学ぶ千房さんがインターネットと出会ったのは? 学生時代はスケートボードと音楽しかやってこなかったので(笑)、卒業後にたまたまWebも手掛けている制作会社でアルバイトをしたのが最初の出会いです。簡単なアルバイトで、毎日HTMLを「コピペ」ばかりしているような仕事でしたが、その中でW