「名人」「天才」とうたわれた落語家を演じてほしい、なんてムチャブリをされたら声優はどうするのか? 1月から放送が始まるアニメ「昭和元禄落語心中」でそれにこたえたのが石田彰さんと山寺宏一さん。12日に東京の日比谷公会堂で開かれた放送開始記念イベントで生演奏の出ばやしにのって登場し、石田さんは「本日は足元もお悪くない中、なんの支障もなく楽々とお越しいただき誠にありがとうございます」と“談志”風あいさつ、続いて山寺さんはいきなり「先生っ! 先生に診てもれえてえことがありまして。どうした、熱でもあるのかい? いえね、竹が花をつけまして、竹が花を持つと枯れるってんでちょいと診ていただこうと。おいおい私は医者だよ、そんなことは植木屋にでも行ったらどうだい? いえコチラはヤブ医者だってうかがったもんで」と小咄(こばなし)を一気にまくしたてました。お見事! 雲田はるこさんの原作マンガは、昨年2月17日の本