台北市内にある台北国際空港に6月27日、初の空港図書館がオープンした。広さ30坪、蔵書数約1万冊の無人図書館で、利用カードに個人情報を登録すれば、貸し出しも可能。旅行ガイドや文学、中台貿易関連の図書がそろえられている。 設置場所は、地下鉄の松山空港駅から空港ロビーへと続く地下道。国際ロータリークラブと台北市立図書館、松山空港事務所などが共同で出資した。空港の利用時間に合わせ、開館時間は、午前6時から午前0時に設定されている。 旅先に関する書籍を借りて出掛けることもできる。旅行客には便利だが、利用カードを申請するには、台湾のIDカードもしくは外国人居留証が必要。 28日からスタートした中国人個人旅行客は利用できないと市立図書館では規定している。