J.M.WESTONに興味を持って実際に手に触れようと店に足を運ぶとまず驚くのはミシェル・ペリーのデザイン要素が多分に盛り込まれた靴だろう。 それくらいにクラシックラインは完成されていて中庸だ。だからこそペリーの方は奇異に写る。 ただ、Country Gentsコレクションに関してはそうとも言い切れない、というかむしろ「ニュークラシックの名を冠してもおかしくないな」と思う。 なので買った。 手に入れてわかるのは様々なアイデアが「Country Gents」を体現しているということだ。ステッチは全て二重になっており、かつ6アイレット。アメリカの靴のタフな革靴達のデザインと似通っている。そしてこういった仕様は重厚感が良く現れる。加えてヒールカウンターを配し、ダブルソールを採用する辺りもやはりタフさの演出。ドレスのツラをしているが様々なシーンに着用してくれと言わんばかりのオーラを放つ。 昔見かけ