最近読書が不足している。読みたい本はたくさん有るのに。 それでも少しずつ読み終えた本を、気が向いたらここに記録しておくことにしました。 書評といった高尚なものではありません。ただ、読後に思ったことを呟くようにメモしていきます。 以前投稿した感想文ですが、その後、当方の経済に関する考え方が変わったので、改めてこの本を評価しなおすことにしました。 最初にこの本を読んだときは、まだデフレと通貨発行量の関係や、需要供給バランスとの関係、その他のデフレ対策に関する知識があまりに乏しかったため、正直この本には騙されました。 その後、多くのデフレ対策に関する本を読むにつれて、この本の奇妙な点に気づくようになっておりました。 初めて読んだ当初は、非常にユニークでおもしろい本だという印象をうけました。思い込みを統計で覆してくれる、非常に理論的な本だと思ったのです。 特に、日本の景気が外需ではなく、内需の冷え