巷にあふれるファストファッション。お手頃価格で流行りの服が買えるのはやっぱり嬉しい。…でも、本来はその低価格のカラクリだって把握する必要があるのでは? 多くの人が知らない、というより気にもしない“安い”の裏側ーー。「A Plus」に掲載されているDanute Rasimaviciute氏の記事を紹介しましょう。 価格の差には “人権問題”がからむ 私はニューヨークに住む20代の女性。ファッションやライフスタイル関連の記事を執筆するライターとして生活しています。毎月、家賃や光熱費を支払うと、お金はほぼ残りません。それでも、PinterestやInstagramに投稿されている可愛いセーターやお洒落なジャケット、素敵なブーツなどを見ると、なんとかしてそれらを手に入れたいという衝動にかられます。 しかし、本当にお金がなく、質素な食事で過ごしていても、H&MやGAPのようなお店では服を購入しないよ