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体験に関するbaboocon19820419のブックマーク (2)

  • 捨てる理由、捨てた後に残るモノ | rakuishi.com

    自分でも狂気じみている感を拭えないぐらいに、「捨てる」ことに躍起になった冬だった。着心地の悪い服、もう目を通さない書類、趣味の用品、思い出の品を写真を撮ってから捨てた。また、中学生時代から律儀に取っていたバックアップデータを削除し、もう連絡を取らない人たちを連絡帳から削除し、いくつかの LINE グループを削除した。東京に越してきた時より、何もなくなった。 それらの自分の行動を冷静に鑑みるに、「捨てる」ことに、いくつかの理由のようなものがあるようだった。1. 自分が死んだ後にモノがたくさん残るのは嫌。2. モノに獅噛み付かなければ自分を満たせないのが嫌。3. 自分が生きるのに最低限のモノはなんだろうかという好奇心。まあ、上記に挙げたのはただの後付けの理由である。最初は「なんか気持ち悪いから」というシンプルな理由だった。 天気の良い休日。ベッドと机と椅子しかないような持て余した八畳の部屋に、

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  • ものを減らし続けた向こう側 | rakuishi.com

    物欲というのが、わりかしすっきりした。手当たり次第、買い求めては飽きる生活からの学びが、今ここにある感じがしている。部屋のものの数はぐっと減った。一人暮らしをはじめた大学生の頃も十分少なかったのだけれど、それよりもさらに減った。 これまで溜め込んだものを捨てるのは、自分の一部を切り捨てる感覚に近く、卒業式のような寂しさが含まれている。だが、ものを少なくすることには、いくつかの良い側面があることを知った。 例えば、これから捨てるものの役割を他のもので担ったり、知恵で代替する喜びがある。少ないもので生きていけるということを確認する機会になる。何もかもが嫌になった時に逃げ出すための準備ができている安心感がある。 ただ、こういったものが少ない生活で危険なのは、ものから受けとるランダムな体験の機会が減ってしまうということだ。例えば、お土産のキーホルダーを買うことで生まれるストーリーだったり、買ったも

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