主に大学生が、就職活動が本格化する前に、企業での就業体験をするインターンシップという仕組みがある。 就職活動の前に各企業の様子がわかる、優れた働きぶりを見せれば内定に繋がりやすくなる、などの理由から近年学生の人気を集めており、「2011年4月入社学生企業動向調査」(en学生の就職情報)によると、2011年卒の「インターンシップに応募した学生の割合」は54.9%に達していた。 ところが一部の企業では、学生に対しインターンシップであることを理由として、時給にすると最低賃金を下回るような非常に安い賃金、あるいは無給で働かせているような事例があるという噂を聞く。そのような事例でもインターンシップ生としては、「職場体験をさせてもらっているので文句は言えない」「とにかく内定がほしいので企業と揉めたくない」という心理があるようで、非常に安い賃金あるいは無給であってもインターンシップを続ける学生はいるよう