僕がノマドワーカーという単語を知り、その概念に感動したのは、単にいろんなところをまわりながら仕事をしてみたい、という願望と興味心からだった。そうした働き方のほうが、エキサイティングで面白いと思ったからだ。 しかし今回の東日本大震災&大津波を見て、これは生き方や生活そのものも、早急にノマド化したほうがいいと思うようになった。「ノマドワーカー(Nomad worker)」から「ノマドリバー(Nomad liver)」へ。そんな感じに変化していきたい。 もちろん文字のごとくの「遊牧民」になるのではなく、「生き方の姿勢」や「考え方」みたいなものを、変えていくこと。多くの物を所有し、城のような家に住む。そんな20世紀型の「憧れ」に終止符をうち、いかに物を所有せず、フットワーク軽く動きながら生きていけるかを、追求していきたい。 ■津波が教えてくれた限界 ↓これ、今回の津波で、一番怖いと思った映像。 5