Macでハードディスクのデータを完全消去するには、ディスクユーティリティのセキュリティオプション機能を使いましょう。 ハードディスクの消去で選べる「セキュリティオプション」では、最も処理が速い 0 回(オプションを選ばない場合は 0 回になる)から 7 回の上書きまでの 4段階を選べます。 2回、3回、7回の上書きを設定できる なお、自分自身でハードディスクを使うなら、消去時にデータを消さなくてもいいのでセキュリティオプションなしの 0回消去で大丈夫です。 どの消去レベルを選ぶか 上書きによって元のデータを消すので、上書きの回数が多いほどデータが再現される可能性は低くなります。Macのディスクユーティリティで行える最高レベルは 7 回上書きですがむちゃくちゃ時間が必要です。私見では 2 回上書きでも十分ではないかと思っていますが、安全を期して 3 回上書きを行うようにしています。 完全消去
ディスクを破棄したり、譲渡したりする場合には、あらかじめディスクの内容を消去しておかないと情報が漏えいする危険性がある。単純にファイルを削除しただけでは、ファイルを復活させることもできる。データを完全に消去するためには、ディスク全体に渡ってデータを完全に上書きする必要がある。 連載目次 解説 コンピュータやハードディスクを破棄したり、他人に譲渡したりする場合、内部のデータを完全に消去しておかないと、そこから社内の機密情報や顧客情報、メール・アドレスなどが漏えいしてしまう危険性がある。実際、中古で購入したコンピュータのハードディスクに対してデータ復元ソフトウェアを実行したところ、ある医療機関が健康保険組合などに医療費を請求するために作成した診療報酬明細書の画像データが取り出せた、という事例が総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」で報告されている。 国民のための情報セキュリティサイト(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く