その位置で強制改行していることを表すコード。画面上にはなどのマークとして現れる。文字コードのひとつとして入っている。MacとWindowsマシンでは改行コードが異なる。MacではCRコードが、Windows(MS-DOS)ではCRコードとLFコードが2個1組で、改行を表している。さらにUNIXではLFのみで強制改行を実行する。CR(Carriage Return)とはタイプライターやプリンターのヘッドを左端に戻す動作で、LF(Line Feed)は紙を1行分送る動作のことだった。現在では単なる制御コードにすぎない。 改行コードの違い 日本語組版でいう改行は、行を改めて次の行の初めから文字を組み始めることである。しかし欧文組版では、タイプライターの操作メカニズムの制約から日本語の改行に当たる操作は2段階に分かれ、コンピュータの制御文字でも同様の概念を使っている。 日本語でふつうに「改行」