リフロー型電子書籍とは、表示するデバイスの画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法で制作された電子書籍である。フォントを拡大したり縮小すると、1行の文字数が自動的に変更されて再表示されるため、紙の書籍のようなページの概念を持たない(ただしページ機能を持たせることは仕組みとして可能)。小説やビジネス書など、主にテキスト系のコンテンツはリフロー型で制作されることが多い。 もっと詳しく! リフローとフィックス 電子書籍のフォーマットにはEPUB、.book、XMDF、AZWなどなどさまざまな規格があるが、このような規格の違いとは別に、表示方法によってリフロー型とフィックス型と呼ばれる違いがある。リフロー型は、文字の拡大縮小や行間変更などが可能であり、それに合わせて表示される文字数が流動的に変わり、1画面内の文字数が増えたり減ったりする。文字を拡大す