印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Linuxカーネル内に深刻な脆弱性が発見された。この脆弱性はメモリの二重解放(double free)に起因するものであり、2005年頃から存在していたとされている。CoreOSやRed Hat、Canonical、Debian ProjectをはじめとするLinuxディストリビューターは、パッチのリリースに向けて作業を進めており、既にパッチを公開しているところもある。 同脆弱性は、LinuxカーネルにおけるDatagram Congestion Control Protocol(DCCP)の実装に存在している。これを悪用すれば、ローカルユーザーによるルート権限の取得が可能になり、他の脆弱性と組み合わせることでカーネル内で任意のコードが