東京映画記者会(デイリースポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)で制定する「第53回ブルーリボン賞授賞式」が15日、東京・銀座ブロッサムで行われた。前年受賞者で司会を務めた落語家・笑福亭鶴瓶(59)と綾瀬はるか(25)は“ドタバタコンビ”で会場を盛り上げた。 ◇ ◇ 「綾瀬さんが心配で心配で…昨日は眠れませんでした」‐。映画「ハッピーフライト」(’08)で綾瀬の先輩役を演じた寺島の“不安”が的中した。“天然ボケ”キャラで知られる綾瀬の初司会は、冒頭から絶好調だった。 主演男優賞の妻夫木の紹介をするため、台本を一生懸命読んでいた綾瀬だが、その間に妻夫木は「出ていいですか?僕」とチャッチャッとステージに登壇。綾瀬はすでに妻夫木がステージ上にいるにもかかわらず、「それでは、妻夫木さん、壇上へどうぞ」とにこやかに紹介。会場は爆笑の渦となった。 事務所の先輩でもある妻夫木に「ぐだ