奈良公園で、観光客がシカにかまれるなどしてけがをしたという通報が、今年度すでに160件を超えて過去最多になっていることがわかりました。外国人観光客が、シカにせんべいを与える際にかまれるケースが目立ち、奈良県は、外国語で注意を促すポスターを貼るなど対策をとることにしています。 けがをした人の79%は外国人で、このうち中国人が83%と最も多くなっています。けがは、いずれも軽傷ですが、観光客がシカに好物のせんべいを与える際、写真を撮ろうとじらしたり、時間をかけて食べさせたりして怒らせるケースが目立っているということです。 奈良県を訪れる外国人観光客は急増していて、県は、シカと接する際の注意点をわかりやすくまとめたスマートフォンで見られる動画を配信しているほか、今後奈良公園でせんべいを売る出店に、外国語で注意を促すポスターを貼るなど対策をとることにしています。 奈良県などのまとめによりますと、奈良
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