日本共産党が15~18日に静岡県熱海市の党員研修施設「伊豆学習会館」で開いた第26回党大会を開いた。平成22年1月以来、4年ぶりに迎えた大会は昨夏の参院選で15年ぶりに「躍進」を果たした余韻冷めやらぬなか、“お祭り”ムードに包まれていた。党員の聖地といえる伊豆で垣間見た革命政党の大会の“舞台裏”を紹介したい。 JR熱海駅から2駅の伊豆多賀駅より約2キロ。伊豆学習会館にたどりつくには、住宅地を抜けて急勾配の坂道をひたすら上らなければならない。所要時間は早足で約30分。 全国の党組織から選出された代議員や事務局職員ら約1200人が長い列をつくって伊豆学習会館に向かう光景は、数年に1度(党規約では2~3年に1度)開かれる共産党大会の象徴だ。高齢者や身体の不自由な参加者にはマイクロバスが用意されている。 「会議参加者の皆さんは左側一列通行をしてください」。伊豆多賀駅から伊豆学習会館までの道すがら随