ビジネス社会で働いていれば、プレゼンの機会があり、そしてそこに挫折はつきもの。このコーナーでは『読むだけでプレゼンがうまくなる本』から抜粋した、“失敗しがちだったプレゼンにちょっとしたことで強くなれるヒント”を紹介していく。 5分で「つかむ」ように企画書を構成しよう!「つかむ」ための道具(プレゼンツール)としては、なんといっても企画書です。しかし、パート2の失敗例でも見たように、企画書を棒読みして失敗するハメには陥りたくありません。一般的に、人が相手の話を一方的に聞くとき、注意力は15分程度しかもたないと言われています。もし、企画書の1ページを1〜2分で説明すると仮定すると、企画書の分量は10ページ程度が限度でしょう。筆者の経験からいっても、10ページくらいの企画書が、一番プレゼンのメリハリが出るようです。さらに詳しい説明や資料が必要な場合や、仕様などをじっくり説明しなくてはいけないときは