インターネット独特のスラングに「炎上」という言葉がある。ブログなどで書いた文章が、 違法な内容であったり、著しく反社会的なものであったりした場合、それに対する苦情の コメントが一瞬の間に1000件とか2000件とか書き込まれてしまう現象を炎上と呼ぶ。 炎上が起きても冷静な人も中にはいるが、たいていのブログは炎上すると閉鎖してしまう。 なぜ炎上は発生し、炎上が起きたらそのブログの管理人はブログを閉鎖してしまうのだろうか? その原因のひとつに「ブログを書くことと、友だちにメールを送ることを、同じ感覚でとらえている 人が多い」ということが挙げられるだろう。だが、ブログとメールはまったく別物である。どちらも インターネットを利用したもので、携帯からも使える機能だが、決定的な違いがひとつある。 メールは相手ひとりに送信するものだが、ブログは不特定多数が閲覧できるものという点だ。 ブログの不特定多数閲